前回の「fish life」の概要に続き、今回は中身を見ていきます。
マザーボード周り
カバーを外すとこんな感じです。
簡単に説明すると、左半分がメインボード、右半分がトレイタイプのディスクドライブです。
ドリキャスを分解したことがある人は、見覚えあるかもしれません。実はこの部分、ドリキャスと同じ構成になっています。
こちらがマザーボード。ベースとなっているのはドリキャスと同じVA1の基板です。右上のモデム部分は外せますが外すの忘れました。
ドリキャスと大きく違うのは映像・音声端子とシリアル端子部分がFFCコネクタ化されてることですかね。
マザーボードの裏側です。
中央からリード線が出ています。リージョン変更やリセットボタン機能追加のリード線かなと思いましたが、どうやら違うようです。結局これがどんな意味を持っているのかわからず…。
ディスクドライブ周り
マザーボードはドリキャスのもので、こちらのディスクドライブもドリキャスと同じGD-ROMドライブです。
トレイタイプなので最初はPS2のようなボタンを押して開閉するものかと思い、スイッチを探してみても見当たらず。トレイそのものをプッシュするタイプ(アナログ)でした。
なお、このトレイ部分は本体の背面側にあり、頻繁にディスクの交換をしない前提の如何にも業務用的な構造になっています。
また、ドリキャスに収納されているものと同じGD-ROMドライブがほぼそのままトレイとして出てくるため、トレイ自体が非常に分厚いです。
次回は家庭用ドリキャスとは異なる「fish life」本体ならではの部分を紹介していこうと思います。