はじまりはビープ音

ドリームキャストのことを中心にゲーム関係の気になったことを書いていくつもりです。

ファミコンやゲームギアも動いたり、もはや小型エミュ機のビジュアルメモリ互換機「VMU Pro」が8BitModsでプレオーダースタート

当時のような電池切れや容量の心配をすることなく遊べて、そのうえファミコンゲームボーイマスターシステムなどのエミュレータや音楽プレイヤー機能もある、あの頃夢見た未来のビジュアルメモリ「VMU Pro」が8BitModsより登場。

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PS1,2,ゲームキューブなどメモリーカード互換機で定評のある8BitModsより、ドリームキャスト用周辺機器であるビジュアルメモリの互換機がついに登場。以前から少しずつ情報公開されてきましたが、今回プレオーダー開始に伴い一通りの仕様が公開されました。仕様の紹介、そして発表されている情報をもとに先発のビジュアルメモリ互換機「VM2」との簡易的な機能比較もしていきたいと思います。

発表されている「VMU Pro」の主な特徴

  • オリジナルのビジュアルメモリとの互換
  • カラーディスプレイ
  • WiFiBluetooth LE対応
  • 充電式バッテリー
  • 大容量ストレージ
  • エミュレータ機能
  • ミュージックプレーヤー機能
  • ファイルブラウザ機能
  • ストリーミング機能
  • ネイティブアプリ用のSDK提供

特徴説明

オリジナルのビジュアルメモリとの互換

本家ビジュアルメモリの機能を踏襲。セーブ保存デバイスとしての利用やドリームキャストのゲームプレイ中のサブディスプレイとしての利用、単体でのビジュアルメモリ用ゲームのプレイなどは当然対応。

また、本家ビジュアルメモリとのデータのやり取りも可能。

カラーディスプレイ

ビジュアルメモリ互換という部分だけで見ればカラーである必要はないですが、エミュレータ機能があるのでカラーは必須ですね。

WiFiBluetooth LE対応

既存のMemCard Proシリーズ同様にWiFi経由でデータバックアップや設定変更を行えるようです。Bluetooth LE搭載なのでVMU Proのスピーカーだけでなく、BLE対応ヘッドホンなどと接続してサウンドを聴くこともできるようです。また、VMU Pro同士は無線でデータのやり取りが可能とのこと。

充電式バッテリー

720mAhのLipoバッテリーを使用。USB Type-Cでの充電やコントローラー経由の充電が可能。本家のネックだった電池問題はこれで安心。

大容量ストレージ

最大2TBのmicroSDに対応。セーブデータの他にエミュレータのデータなどで使用。セーブデータを自動でクラウドGoogleドライブ)にバックアップさせることも可能のようです。

エミュレータ機能

ファミコンゲームボーイゲームボーイカラーゲームギアマスターシステムエミュレータを搭載。かつてRspberry Pi Zeroを使ったビジュアルメモリケースに組み込むエミュレータキット「Circuit Gem」というものもありましたが、ビジュアルメモリもゲーム機なんだし、これくらは遊びたいよねっていう。当然ですが、データは自分で実機から吸い出す必要があります。

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ミュージックプレイヤー機能

実際に2000年にセガが構想していたMP3プレーヤー版ビジュアルメモリ*1のように、音楽が聴ける機能。

ちなみにセガの当時の構想段階ではモックアップレベルで、ストレージやバッテリー寿命が課題で開発に至らなかった模様*2

ファイルブラウザ機能

ビジュアルメモリ単位での管理のほか、ゲーム単位でセーブデータの管理が可能な模様。見ているだけでも割と楽しそう。

ストリーミング機能

VM2にも搭載されている機能で、ビジュアルメモリの画面をストリーミング配信(動画キャプチャ)可能に。OBSのプラグインとしての提供を予定しているようです。

ネイティブアプリ用のSDK提供

仕様というよりは方針的な。ネイティブアプリを各々開発できるようSDKを提供予定とのこと。デフォルトで搭載されているエミュレータやアプリ以外のものも今後様々登場するかもしれません。

VMU ProとVM2の比較

先発のVM2とどう違うのか簡単な比較表作ってみました。

項目 VMU Pro VM2
本家VMとの互換 *3
ディスプレイ(バックライト付き) カラーLCD モノクロLCD
Lipoバッテリー
充電(USB Type-C、コントローラー)
microSD
ファイルブラウザ アイコン表示+ファイル名 ファイル名一覧
ネイティブアプリサポート -
ミュージックプレイヤー -
画面ストリーミング
WiFi、BluetoothLE -
ゲームごとのVM自動切り替え

カラーバリエーション展開

本家ビジュアルメモリを彷彿とさせる7色のカラーバリエーションで展開。

まとめ

カラー液晶やネイティブアプリサポート、無線通信など、単なるビジュアルメモリ互換という枠に留まらないVMU Pro。

先発のVM2は「今の時代だったらビジュアルメモリとしては最低限そうあるべきだよね」という機能を備えたビジュアルメモリ互換機でしたが、VMU Proは後発ということもあってVM2を踏襲し、さらに機能盛り盛りの期待を上回る製品になっているのではないでしょうか。

価格は$81.24とのことで、まぁそんなもんだよなぁというくらいですかね。

ちなみにビジュアルメモリエミュレータ「ElysianVMU」を手掛けるFalco Girgis氏によれば、「ElysianVMU」のコアがVMU Proに搭載されているとのこと*4で、ビジュアルメモリ互換機というよりは、小型エミュ機にビジュアルメモリのネイティブアプリエミュレータを搭載している、というイメージでしょうか。

まぁなにはともあれ入手したら使用してレビュー動画作ろうかなと思います。

一応VM2の紹介動画置いておきます。