アニメなどのイラストをステッカーにして車に施す痛車が一時期注目集めていた気がしますが、それのドリキャスのアーケードスティック(以降アケコン)版です。
白いボディーにグレーの天板。良く言えばシンプル、悪く言うと地味。というわけで自分の好きな柄にしてしまいましょう。
痛天板、痛アケコン、痛RAPなどで検索するといろいろと画像が出てくるので雰囲気はわかるでしょう。
主に必要なもの
ドリキャスのアケコン(HKT-7300)
まずこれがなくては始まりませんね。
ボタンやレバーに関しては後でどうにでもできるので、ボディーの見た目がある程度綺麗ならそれを選べば良いと思います。
ドライバー等分解する道具
こちらも必須ですね。プラスドライバーとトルクスドライバーを用意。
トルクスドライバーは天板を取り外すのに必要ですが、一応六角レンチでも開け閉めできました。
30mmのボタン
ゲームセンターの筐体に使われているのは主に30mmのボタンですが、ドリキャスのアケコンは29mmが使用されています。今回使う天板用のアクリルは30mm用の穴となっているので、30mmのボタンも用意しておきましょう。
この際なのでレバーもしっかりとしたものを手配しておいた方が良いかもしれません。ケース側の加工が必要になりますが。
プリンタ
光沢紙など高品質に出力できるものがあると良いのかもしれません。なければコンビニのネットプリントでもOKです。自分はセブンイレブンのネットプリントにお世話になってます。ネットプリントは普通紙のみですが、意外と許容範囲だと思います。
天板用アクリル(海外サイトで購入)
アクリル加工(主にカット)が得意なのであれば手作りしても良いと思います。ただ、そんなの無理!という人向けに、ありがたいことに海外ではドリキャス用の透明な天板を販売しているサイトがあります。また、天板のテンプレートも用意してあるので、活用しない手はないでしょう。
ドリキャス以外にも最近のHORI RAPやMad Catz製のものなどあるので、カスタマイズユーザーは要チェックです。
古いからなのかドリキャス版へのリンクが見当たらないですが、↓検索から辿り着きました。
追加オプションによって価格は変わりますが1枚$14.50(執筆時)+送料。
基本的にオプションはデフォルトのままでいいと思いますが、「Etch Dreamcast Labels」を選択すると「ABCXYZ」のボタンの刻印が加わります。お好みでどうぞ。
支払完了後4週間ほどで到着しました。到着までしばらく時間がかかるので、その間にテンプレートを利用して天板イラストを作ってしまいましょう。 テンプレート配布のページから「Agetec Template」をダウンロード。PSDファイルです。
Photoshop Templates for Artwork and Etching
ボタンやビジュアルメモリの穴の位置を考えて配置を調整。完成したら印刷。
A4用紙に印刷し、カッターで切っていきます。円形部分はコンパスカッターを使うとある程度楽かもしれません。
あとは元の天板を外し、印刷して切り抜いた用紙を置き、アクリルを載せネジ留め。ボタンやレバーを設置して完成。
もちろんですが自身のオリジナルのもの以外のイラストや写真を使用する場合は取り扱いにはご注意ください。