1997年にセガサターンで発売された「グランディア」の続編。2000年にドリームキャストで発売され、後にPS2、PCに移植された「グランディア2」。今回はこのドリキャス版のデバッグモードについてご紹介、というよりメモ。
「グランディア2」のキャッチコピー『何を信じたらいいか、わからない?みんな、そうさ。』結構好きです。
さて、デバッグモードについてですが、一言でいうと開発者向けの動作確認用のものです。世に出ている多くのゲームでは、製品版の段階ではデバッグモードは削除されている場合がほとんどですが、一部のゲームにおいては残っている場合があります。もちろん開発者向けのものなので、普通に遊ぶ上では気にするものではないし、多くの人にとってはどうでもいいものです。
また、仮にデバッグモードが製品版にに残っていたとしても、裏ワザ的に簡単に使うことはできず、ツール使用等特殊な方法が必要となります。
なお、通常のゲーム進行を無視したパラメーター、フラグ、ステータスを変更するため、想定しない動作(フリーズ等)をしたり、セーブデータへの影響もあるので使う場合は自己責任で。
「グランディア2」デバッグモードのアドレスと値
003F58A5 01(01でON、00でOFF)
ONの状態でセーブすると、その状態も保存されます。
※PAR等で使う場合、それぞれのフォーマットに変換する必要があります
デバッグモードの操作
- Y:PAUSE(イベント中も一時停止)
- Y+L or R:左右の視点変更
- Y+アナログレバー:ズーム、視点変更
- A+X:座標表示、真上視点
- X+Y:コマ送りモード(もう一度押すと解除)
- コマ送りモード中にA:コマ送り
- A+B:押しながら移動で高速移動
- X+十字キーの上下:キャラの座標(高さ)変更
- Y+START:デバッグメニューの表示/非表示
- Y+上下左右:項目の選択
- Y+R:項目の決定
- Y+B:一部項目の決定
- Y+L:戻る