アーケードゲームや家庭用ゲームでボタン配置を切り替えるための基板です。
※販売時期によってマイナーチェンジを施している場合があり、使用パーツ、基板の構成など掲載写真と実物が異なる場合があります。なお、使用方法や機能には大きな違いはありません。
ここがポイント
- 電源不要
- DIPスイッチだけで好きなボタン配置にできる
- 同時押しの設定も可能
- ボタン切り替えだけの独立したものなので好きな位置に収納可能
- 簡単取り付け(JST NH6ピン/ハウジング&コンタクト使用)
- 複数のプラットフォームで使用可能(ドリキャスのアーケードスティック、CPS2、MVSにて動作確認済み ※すべての基板、ゲームに対応しているわけではありません)
6ボタン以内であれば好きな位置に好きなボタン設定ができるため、MVS系の「BOX配列」「A落ち配列」の配置や、例えば格ゲーですべて弱Pにするという制限プレイも可能です。
使用方法
JAMMA等のハーネスと各ボタンの間にこの基板を入れる形で使用します。
基板に書かれている1~6の数字は、6ボタンの標準配列を基準に割り振っています。スト2系で書くと1=弱P、2=中P、3=強P、4=弱K、5=中K、6=強Kです。
INPUTがボタン側、OUTPUTがI/O基板側の接続となります。なお、接続にはJST NH6ピン/ハウジング&コンタクトが必要です(半田付けでも大丈夫ですがコネクタ使用をおすすめしておきます)。
ボタン設定例
ボタンの配列はDIPスイッチをON(スイッチを上)にすることで設定できます。1個のDIPスイッチで複数ONにすると同時押しの設定となります。MVSなど4ボタンまでしか使わないゲームでは2個余るので、その部分に同時押しを設定すると良いかと思います。
種類 | 配置 | スイッチ設定 | 備考 |
CAPCOM ストリートファイター系 |
123 456 |
1-1,2-2,3-3,4-4,5-5,6-6 | |
SNK/MVS BOX1 |
AC BD |
1-1,2-3,4-2,5-4 | SAMPLE |
SNK/MVS BOX2 |
AB CD |
1-1,2-2,4-3,5,4 | |
SNK/MVS A落ち |
BCD A |
1-2,2-3,3-4,4-1 | SAMPLE |
ボタン切り替えの基板使うと、弱パンチしか使えなくなる縛りプレイも簡単に実現(誰得 pic.twitter.com/BwUkGxlCe8
— ぽめ (@pomegd) 2018年6月17日
ダブルラリアット縛りプレイも可能ですw pic.twitter.com/oOpffeSzzq
— ぽめ (@pomegd) 2018年6月17日
入手方法
- BEEPさん
- BOOTH
再生産の予定はありません。
活用事例
ごりおさんによる記事です。上手く活用していただいて嬉しい限りです。ありがとうございます。