はじまりはビープ音

ドリームキャストのことを中心にゲーム関係の気になったことを書いていくつもりです。

ドリキャスのコントローラー乗っ取りポイント(アーケードスティック編)

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ドリキャスに対応していないコントローラーやアーケードスティックをドリキャスで使えるようにする乗っ取りです。もちろん自己責任で。

今時ドリキャスのコントローラーを乗っ取って使うという人は少ないかもしれませんがメモ程度に残しておきます。

基板の確認

アーケードスティックの裏側にある6か所のネジをプラスドライバーで外します。

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特殊な構造でもないので中身は簡単に確認することができます。

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今回使用するのはこの中にある基板です。

4か所ネジ留めしてあるのでプラスドライバーで外します。

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全部外した状態です。

ピンアサイ

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5ピンのコネクタがレバー、8ピンのコネクタが各ボタンです。
5ピン(レバー)
ピン 接続先 元のケーブルの色
1 GND

 

2 Up

 

3 Right

 

4 Down

 

5 Left

 

8ピン(ボタン)
ピン 接続先 元のケーブルの色
1 GND

 

2 Start

 

3 A

 

4 B

 

5 C

 

6 Z

 

7 Y

 

8 X

 

それぞれのコネクタはJST XHを使います。

ちなみにコントローラーケーブルで使用するもう一つのコネクタ(乗っ取りでは使用しない)はJST PHです。

完成

接続したらアケコン側に収納するなりケースに収納するなりしてご利用ください。

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こんな感じにケース収納してます。ビジュアルメモリも使えるように穴開けてます。

補足

ドリキャスは接続しているコントローラー(ノーマルコントローラー、アーケードスティック、ポップンコントローラー等)の種類を判別しています。

今回の場合は、ドリキャス側には「アーケードスティックが接続されている」と認識されます。ソフトによってはアーケードスティックを使用できない場合があるのでご注意ください。また、ノーマルコントローラーのLとR、アーケードスティックのZとCは同じボタンのように思えますが、機能としては別物となり「Cを押した=Rを押した」「Zを押した=Lを押した」とは限らないのでご注意ください。

あくまでアーケードスティックのC&Zの機能であり、ノーマルコントローラーのL&Rではありません。

 

アーケードスティック DC

アーケードスティック DC